フルローンを組むメリットとデメリット!
2020年08月22日
住宅や土地の購入を考えた時にまず考えるのは資金ですよね。
「フルローンで購入するのは心配…」
「フルローンにするか自己資金を準備するか迷っている」
という方のために、今回は
フルローンで不動産を購入する際のメリットとデメリットを紹介します。
◇フルローンとは
フルローンとは、不動産の購入金額を借入で全てまかなう場合のローンです。
自己資金を使わずに、金融機関からの融資で全ての資金を準備します。
「全額融資」とも呼ばれています。
フルローンであれば、貯蓄がなくても、不動産の購入が可能になります。
ただし、その不動産が担保価値を有している必要があります。
また、フルローンにおける銀行のローンの審査は厳しくなる傾向があります。
それでは、フルローンの場合の
メリット1.頭金が必要ない
不動産をローンで購入する際には、頭金(自己資金)を用意します。
しかし、フルローンであれば頭金を支払わずに不動産を購入できます。
貯蓄がなくてもローンを組めるのが大きなメリットです。
それに頭金を貯める必要がないので、早く購入することができます。
たとえ貯蓄があっても、手元の現金を使いたくない!という場合にも安心ですね。
メリット2.賃貸よりも金銭的負担が少ない場合がある
月々の家賃費用よりも、フルローンの月々の返済額の方が負担が減る場合があります。
月々の家賃よりローンの月々の返済額が安くなることを審査結果から確認できれば、すぐに購入に踏み切れますね。
では次に
デメリット1.通常のローンより毎月の返済額が増える
頭金を支払わない分、毎月の返済額が増えてしまいます。
諸費用を含めたり、固定金利を選択すると、さらに返済額が膨らみます。
フルローンによる返済額が、収入に対して生活を圧迫する割合になっていないか?
事前に確認をしておきましょう。
デメリット2.金利が高くなる可能性がある
ローンの審査では、頭金の金額によって審査の結果が変わる場合があります。
頭金が多いほど、審査結果が有利になることが多く、フルローンの場合は、通常よりも金利が高くなることがあります。
金利がいくらになるか、きちんと確認することが大事です。
◇まとめ
フルローンについてある程度ご理解いただけましたでしょうか。
フルローンの審査が難しい場合は、配偶者との収入合算やペアローン、親子リレー返済のような方法を活用して、審査のネックになっている条件をクリアできないか試してみましょう。
メリット・デメリットをきちんと理解した上で購入するか判断することが大切ですね。
※フルローンをご検討される場合には、信頼できる不動産会社(大分こうや不動産)にご相談ください (^^)v