一戸建てとマンションの固定資産税の違い!
2020年05月19日
こんにちは!
今日はよくお客様に質問を受ける
「一戸建てとマンションの固定資産税は違いがあるの?」についてお答えします(^_^)/
【 固定資産税とは 】
マイホームを購入すると、固定資産税と都市計画税が課税されます。
これは、毎年1月1日時点での不動産の所有者に課税される地方税です。
ただし、固定資産税には軽減措置があり、土地に対しては、一戸建てでもマンションでも、200平米以下の住宅用地は1/6に軽減されます。
建物に対しても、新築の場合は1/2の軽減措置がありますが、一戸建ての場合は軽減されるのは3年間、マンションの場合は5年間です。
納税通知書は4~5月頃届くのできちんと支払いを行いましょう!
【 固定資産税の計算方法】
固定資産税は、土地や建物などの固定資産の評価額(課税標準額)に1.4%(標準税率)をかけて算出します。
固定資産税=固定資産税評価額(課税標準額)×1.4%(標準税率)
※都市計画税は別途0.3%で課税されます。
【一戸建てとマンションの固定資産税】
一戸建てとマンションでは、購入価格に占める土地と建物の比率が大きく異なります。
マンションは、敷地面積を戸数で割ったものが土地の所有区分となるため、土地よりも建物の価格のほうが、購入金額に占める割合が高くなります。
物件価格を10とした場合、一戸建ては土地7、建物3なのに対し、マンションはその逆で、土地3、建物7の比率になります。
建物の耐用年数は、一戸建てが22年、マンションは47年に設定されているので、マンションのほうが建物の価値が減る(減価償却)期間が長くなり、結果的に固定資産税の高い状態が続きます。
一言でまとめると…
《固定資産税額の違い》
戸建て:土地が高め、建物が安め(耐用年数22年)
マンション:土地が安め、建物が高め(耐用年数47年)
ということになりますね。
【まとめ】
一概に比較はできませんが、一般的には
「長期間(30年以上)経過した場合は、建物の固定資産税額があまり下がらないマンションのほうが、トータルの固定資産税額が掛かってくる。」
と、考えられています。
ただ、その分マンションのほうが建物価値が長持ちするので、一概にどちらが得!と考えるのは難しいですね。
ハッキリとしないまとめになってしまい申し訳ありません (-ω-)
※とてもざっくりした比較なので、あくまで一般論とお考え下さい。